その他工法
=地すべり防止工
地滑りの要因となる地下水を強制的に排出する事で軟弱地層を安定させ、地中に地すべり抑止杭を打込む事で抑止力とする工法です。
・地すべり杭
地すべり斜面にφ300〜φ400程度の鋼管杭またはH鋼坑を、大口径ボーリングにより埋設し地すべり抑止杭とする工法です。その他、ダウンザホールハンマーを使用した土留杭・土留め基礎工を目的とした場所打杭工などもあります。
・集排水ボーリング
斜面に対して横ボーリングを行い、ストレーナー付保孔鋼管を挿入する事で、土中に蓄積された地下水を排出し軟弱斜面を安定させる工法です。
=一般土木・造園
ビル・マンションなどの建物、橋・道路といった公共施設をはじめとした一般土木の分野においても多数の実績を積み重ねています。また、造園においても法面の工事における
数々のノウハウを応用して、さまざまなニーズにお応えしています。
=その他
・ウレタン軽量盛土工法
現場の地形や構造物に合わせて、硬質ウレタン樹脂を発泡させる事で、充填盛土とする工法です。
密度が36kg/㎥と超軽量なため設計においては盛士および構造物などの土圧軽減や荷重軽減が可能となり、かつ現場で発泡させるため作業性がよく、経済的でスピーディな施工が可能となります。
・トンネル空洞充填工法
トンネル覆工背面の空洞充填を現場発泡ウレタンで行うものです。
密度30kg/㎥と軽量で水中施工も可能で有る事から近年、老朽化により空洞化したトンネル背面の充填材料として注目されています。
・ノンフレーム工法
自然斜面上の”みどり”を活かして、比較的短い3〜5mの長さのロックボルトを多数斜
面に打設して、地山と補強材との相互作用により斜面を安定化させます。
・高エネルギー吸収型ネット各種(リングネット、テコネット)
土石流を直接的に捕捉する安全対策として、砂防工事安全対策および応急対策として設置し避難経路確保などを行います。